北欧風おもちゃ箱を簡単DIY。でもリビングにおもちゃ箱は置きません【レビュー】


「リビングに合うおもちゃの収納ってない?そもそもリビングにおもちゃ置くべき?」

「おもちゃ箱はふた付きがいいの?」
「おもちゃの部品が無くならない収納方法を教えて」

こどもが大きくなるにつれ、おもちゃが増えてきました。
使っているキャラクターもののおもちゃ箱は、赤色で外観がキツく、リビングの雰囲気を壊し、おもちゃも溢れています。
ネットで調べると、イケアのTROFASTが人気商品。
しかし、おもちゃ箱以外では使い勝手が悪そうなので、わが家は私がおもちゃ箱を簡単DIYすることにしました。
といっても、プラスチックのボックスを買ってきて、木の棚に組み合わせただけ(笑)
でも、見た目がスッキリし、空間に合うおもちゃ箱になりましたのでレポートします。
ナフコのプラスチックボックス、なかなかいいですよ。

 

つくりかた


①材料と価格
・棚板支柱(1200㎜x60㎜x27㎜)4本:4,400円。ホームセンターの木材売り場でよく売っています。
・パイン集成材の棚板(600㎜×400㎜×18㎜)4枚:カット込みで5,316円
・ナフコのインナーボックス(IBタテ L ブルー 幅38.9×奥26.6×高23.6cm)6個:3,588円
・ビス(3.8㎜×38㎜)32本:家にあったため0円。ホームセンターの棚板支柱コーナーでよく売っています。
工具はプラスドライバーがあれば十分です。
合計:13,304円

棚板支柱
パイン集成材の棚板
ナフコのインナーボックス
ビス



②組み立て
棚板支柱の切り込みににパイン集成材を差し込みビスで留めていくだけです。
あとはボックスを入れるだけ。

感想

●つくるのは超簡単
棚の組み立ては簡単で女子の私でも十分出来ました。
ただ、材料は多少重いですし、2人いたほうがやりやすいです。
私は、夫に棚板を運んでもらったり、ビスで留めるときに、手でもっていたりしてもらいました。
工具は、プラスのドライバーがあれば十分ですが、32本も留めるので、電動ドライバーがあればベターです。

●コストは少し高くなりましたが、長く使えそう
合計で13,304円になりました。
イケアのTROFASTでボックスが6個入りのものは12,390円(2020年3月28日現在)ですから、それと同程度です。
無垢の木ですから、それなりにお値段がするのはしょうが無いとこでしょうが、1万円以内に抑えたかったです(汗)。

ただ、この棚はビスを外して、棚板の長さを変えれば、どんな長さや奥行きにも変えることが出来、こどもの成長に合わせ使うことが出来ます。
イケアのTROFASTはこういった柔軟な使い方はできません。
今はおもちゃ箱ですが、将来は本棚やランドセル置きとしても使えます。
突き板(板を薄く切って貼ったもの)やプリント合板(印刷して貼ったもの)のように棚の角が剥げてきたりということがないので安っぽくなく、長く使えます。

●無垢の木の棚が優しい印象
無垢の木ですので、見た目がとても優しい印象です。
突き板やプリント合板の棚と違い、棚の角が剥げてきたりということがありません。
ナチュラルテイストを追求したい方には強くオススメできます。
これなら、リビングにおいても雰囲気を損ないません。(ただ後述しますが、リビングにおもちゃ箱を置くのはオススメしません)

 

突き板やプリント合板は角からめくれたりする

 

ボックスがブルーなので棚の塗装は今回はしていません。
棚が本来の木の色であれば、ボックスは何色でも合うと思います。
棚は色を塗らずに、ボックスで個性をだすというのがいいと思います。
一度カラフルな色を塗ると、その後、お部屋の壁紙の色にもよりますが、使い方が限られてしまいます。
長く使いたい方は、もし塗装するのであれば、クリア系かブラウン系の塗料をオススメします。

背板も付けていませんが、ぐらぐらせず、しっかりと立っています。

●大きめのボックスがおもちゃを隠し、スッキリした印象に
ナフコのボックスは大きいので、沢山のおもちゃを隠してくれます。
ごちゃごちゃ感がなくなり、空間がスッキリします。
ボックスカラーは、壁紙などに合わせるといいですが、白ならなんでも合うと思います。
私は、こどもに落ち着いた子になってほしいので、ボックスカラーは心を静める効果があると言われるブルーにしました。

おもちゃを片付けるボックスは大きいのがオススメです。
小さいのを沢山置くと、ごちゃごちゃした感じになります。
大きい同じボックスを少なく置くのがいいと思います。


●ボックスは硬いプラスチックにするべき
ボックスには、布や段ボールで出来たものがあります。
布製は引き出したときにたわみますし、以前使っていた100均のモノは取っ手が破れてしまいました。
紙製は破れてきますし安っぽい印象になります。
長い目で見ると、硬いプラスチック製のものをオススメします。

できれば、真四角のものがいいです。
台形のものだと、デットスペースができ、見た目も美しくありません。
お勧めののインナーボックスを下にのせておきます。
[box class=”blue_box” title=”おすすめのインナーボックス”] ・サンカ インボックス L(幅389×奥行266×高さ236mm)
・LIXIL ビバ インボックスL(幅389×奥行266×高さ236mm)
・ニトリ 収納ケース Nインボックス(幅389×奥行266×高さ236mm
・ナフコ インナーボックス IBタテ型用(幅389×奥行266×高さ236mm
[/box]

●蓋はつけなくてもいい
蓋があると、引き出してモノを取ろうとすると、手で持たなくてはならず、両手がふさがりますのでオススメしません。
棚の中にあるので、蓋があっても無くても、スッキリした印象は保てます。
また、棚の中にあるので埃も入りにくいと思います。

●パズル等のセットもののおもちゃは小袋に入れて収納
パズルやオママゴト等のセットのおもちゃは使う度に一部がなくなりがち。
そこで、これを機に100均のジップロックやファスナー袋に入れました。

これ以降、遊ぶ度に子供もきちんと袋に入れて片付けるようになりました。
この小袋作戦は絶対オススメです。




●リビングにおもちゃ箱は置かない
おもちゃ箱は子供部屋(寝室)に置いています。
リビングに置くと、部屋が狭くなりますし、朝の保育園に出かける前におもちゃで遊んだりして大変です。
特に、0歳の子がいると、箱から出しまくってリビングが常時散らかります。
散らかると、子供も大人もイライラして疲れますので、リビングにおもちゃ箱を置くのはオススメできません。

わが家ではリビングにはブロックだけを置いています。
平日は保育園から帰っても遊ぶ場所はリビングです。
それも、ご飯を食べるまでのちょっとした時間。

沢山のおもちゃは必要なく、最低限あればいいと思います。
4歳のこどもはひらがなやお絵かきに興味をもち、家事コーナーで練習しています。
ブロックやお絵かき帳等、何かを創るおもちゃだと知育にもなりますし、子供もすぐに飽きません。

 

まとめ

●棚板支柱をつかった無垢の棚はナチュラルテイストを追求したい人にお勧めです。
●色々とアレンジでき、長く使えますが、初期の費用が高くつきます。
●ボックスは硬いプラスチック製のものがたわみにくくオススメです。
●セットもののおもちゃは小袋に入れましょう。
●リビングにおもちゃ箱を置くと、誘惑が多く、保育園の支度やご飯に支障が出ますので、最低限のものを置いておくだけにしましょう。

 

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