太陽光発電は儲かるのか。発電量と売電の実績【検証】

「太陽光発電は元が取れるの？」
「実際導入してみてきちんと発電してる？」
「メンテナンス費用はかからないの？」

わが家は２０１７年に新築した際、太陽光パネルを設置し売電しています。
今から設置する方は、本当に儲かるのか不安かもしれません。
実際に導入し、どれくらい発電し、どれくらい売電できているかレポートします。
また、１０年度、２０年後、３０年後、、をシミュレーションしてみます。

わが家の太陽光発電

容量：11.9kw
方位：真南
勾配：4.5寸
年間日照量：１７００時間（気象庁データより）
設置時期：２０１７年７月
屋根形状：片流れ屋根
メーカー：インリーソーラー
経費：①パネル＋パワーコンディショナ　3,094,000円
②連携接続工事　　　　　　　　　　377,000円
③延長保証　　　　　　　　　　　　115,500円
④消費税8％　　　　　　　　　　　 286,920円
合　　　計　　　　　　　　　　　3,873,420円
売電方式：全量売電
固定買取期間：20年間
買取価格：21円/kwh　+　税
※５年目に突入しましたが、特段メンテナンスは発生しておりません。

売電額と発電量

収益の試算

下の条件で試算してみました。
元がとれるのが12年後の2029年頃。
私が80歳くらいになる頃に、360万円くらいの利益でした。
実際には発電量が少しずつ減ると思いますので、もう少し収益は下がるのかなと思います。

・おおむね10年くらいで元はとれそうです。
・ポイントは太陽光パネルを安く導入することです。わたしは下記のグリエネで見積もりをとり、業者選定しました。他の比較サイトもあるのでどこかで必ず相見積もりを取られることをオススメします。見積もりは無料です。同じメーカーのパネルなのに値段がだいぶちがうこともありますので損しないようにしましょう。
・これからは蓄電池や電気自動車も普及することでしょうから、太陽光パネルとセットならガソリン代や電気代も浮きますから、それを考えるともう少しお得になるかもしれませんね。

確定申告の必要性について

・売電所得が黒字の場合は、確定申告の必要があります。
・売電所得が20万以上となった場合は、確定申告をしましょう。

売電所得＝売電収入─必要経費
※必要経費＝（減価償却費＋その他必要経費 ）×売電の割合
※減価償却費＝取得費×償却率（0.059）×償却期間
※償却期間は売電期間が1年全てなら１、半年なら0.5となります。