「家庭菜園をしたいけど、水やりを毎日するのは大変」
「アパートだけど、ベランダで野菜を育てられる?」
家庭菜園を始めたくても、こんなことで悩んでいませんか?
水やりは基本的に休日1回のみの楽々家庭菜園を実況レポートします。
今回はピーマン編です。
材料
まず以下の3つの材料を準備します。
①プランター(グリーンパルの給水式プランター650型)
週1回の水やりで栽培するための重要な材料です。
プランターの底が凸になっており、水をためておいた下のトレーから給水出来るようになっています。
このグリーンパルの給水式プランターを使うのがこの栽培のポイントになります。



②土
ホームセンターで花と野菜用の培養土と書かれているものを30㍑分位
私はナフコで下の園芸培養土を2袋購入しました。
③苗
ホームセンターで購入しましょう。
定植(苗を植え付けること)
定植の時期は、5月上旬くらいから6月上旬の間に行います。
①プランターに土を入れます。
私はナフコの土を合計28㍑入れました。

②植える穴を掘っておきます。
③ポットから苗を抜き取ります。
ポットの下をぐっと強く押しながら、茎の根元を引っ張ります。
根鉢(根が回った土のこと)が抜けます。
④穴にうめて、根鉢が隠れるように土で覆います。
⑤植えたところへ水をあげます。
こうすることで、ポットの根鉢とプランターの土がしっかりくっつき、根がプランターの土へ移動しやすくなります。
1週間は水をあげずに様子をみましょう。
よっぽど暑い日が続き、トレーの水が無くならない限り、水をやる必要はありません。
途中の管理
①整枝・誘引(4本仕立て)
ピーマンは双葉の上に8枚~9枚の葉が出て、10枚目くらいの葉の場所に一番最初の花が着きます。これを第1花と言います。
これ以降は、葉が出る度に花が一緒に着いてきます。
まず、第1花のところから出るわき芽(葉と茎の間から出る新しい芽)を伸ばします。
それから、第2花のところから出たわき芽、そして最初に伸ばしたわき芽の第1花のところから出たわき芽を伸ばし、合計4本を主枝(しゅし:骨となる茎のこと)として整枝します。
②水やり
1週間に1回、トレーの水をいっぱいにしておきます。
樹が細い等、生育が悪い場合は、土の上から水をかける等水やりの回数を増やしてみましょう。
③病害虫
・アブラムシ
ピーマンの汁液が吸われ生育が悪くなります。
エコピタという薬を散布して予防します。
エコピタという薬は成分はノリで、これをかけるとアブラムシが窒息するというものです。
化学成分ではないので安心です。
同じ成分で、粘着君という商品も売られています。
④収穫
6㎝くらいになったらハサミで切って収穫します。