3歳からは「お話、聴かせて!聴く絵本むかしばなしベスト100」がおすすめ!【レビュー】

「車の中で子供が遊ぶものがほしい」
「寝る前にこどもに絵本を読みきかせたいけど自分も眠い」
「テレビやスマホばかり見て困っている」

我が家では、これら解決するため、「お話、聴かせて!聴く絵本 むかしばなしベスト100」を3歳から聴きはじめましたが、こどもの言葉の数が増え、想像力がかなり鍛えられました。
寝る前、朝食時、車中で聴くのがオススメです。

特徴

●CD10枚に世界中の「むかしばなし」がたっぷり100話入っています。
日本のお話からは「ももたろう」や「かぐや姫」、世界のお話からは「大きなカブ」や「三匹のこぶた」等が収録されています。

●お話は1話5分~10分程度で、こどもが集中して聴けます。

●プロの朗読家や声優、アナウンサー、ナレーター達が感情豊かに読み上げているので物語に引き込まれます。

●楽しい音楽や効果音が入っているので、感情移入しいやすい物語となっています。

●CD未収録のむかしばなし100話を無料ダウンロード出来る特典がついています。
つまり、CDと合わせて200話のむかしばなしが楽しめるんです!

CD10枚に世界中の「むかしばなし」がたっぷり100話入っています
CD10枚に世界中の「むかしばなし」がたっぷり100話入っています。

 

 

 

使い方

●保育園の送り迎え、寝る前、あさごはんのときに、毎日聴く

 

使ってみての感想

①集中力が上がった
聴き始めて半年くらいたった頃からこどもの集中力が上がったと感じています。
聴く絵本の場合、聴覚だけが頼りですので、じっと集中しなければいけません。

特に、寝る前は、真っ暗にするので、音声だけに集中しやすいというメリットがあります。
それを毎日すこしずつ繰り返すことで、何かに忍耐強く取り組む力がつくのでしょうか。

それまで、ブロックをしても5分したら飽きていましたが、10分から15分は自分で何かつくるようになりました。

お絵かきも、親がついていないと出来ませんでしたが、同じく10分から15分はひとりでもくもくと描いています。

②しゃべる言葉や理解できる言葉の数が増えた
親との会話だけだと、私たちのよくしゃべる言葉だけをこどもは覚えがちです。
たくさんのおはなしを繰り返し聞くことで、私たち親が普段使わないことばも覚えていきました。

ちなみに、3歳の我が子は「おむすびころりん」が好きで、おはなしに出てくる、きこり、切り株、坂、もったいない、すってんころりん、たんとお食べ、たかがおむすび、等のことばをおぼえてしゃべっています。

③親子の話題が増えた
親も子も一緒にむかしばなしを聞きますので、共通の知っているおはなしが増えます。
それにより、会話が増えたような気がします。

たとえば、秋にドライブしているときに道ばたにあった柿の木を見た我が子が、
「おかあさん、柿だ。かにが育てよるんかね?」と言うので、
「そうかもね。さるが取りにくるかねえ」と会話しました。

こどもはさるかに合戦のことを覚えていて、そう話したのでした。

もし、知っていなければ、ただ通り過ぎて、思い出はつくられなかったと思います。

④車の中でのあそびがふえた
夜外が見えないときなどは、じっと聞きますので、遊びがひとつ増えました。

以前は、ディズニーのDVDを車中で見せたりしていましたが、暗い中でDVDを見せるのは目によくないかなと思っていたので、その代わりになってよかったです。

⑤想像力が鍛えられている
情報が音だけで、絵や映像がないので、頭でいろいろと想像するようです。
さるかに合戦では、かにが柿の種から育てる様子を想像して、

「かにが草取りしたら草が切れるんじゃない?」と言っていました。

我が子は庭で夫と家庭菜園を一緒にして草取りもしているので、かにが柿を育てるときに草取りもすると思ったのでしょう(笑)

⑥親も少し楽が出来る
寝るときにオーディオからおはなしが流れてきますので、自分でしゃべらず楽が出来ます。
ただ、我が家では、別途、絵本を毎日2、3冊親がよむようにしています。

これは親に本を読んでもらったということがひとつの愛情表現(大切にしてもらっている)として、こどもに伝わり、記憶に残ればいいなという思いから実践しています。
 
⑦いろいろな教訓を学べる
最近の絵本は、カラフルでかわいいキャラクターは多いですが、教訓があるものが少ないと感じています。
むかしばなしにはいろいろな教訓が含まれており、こどもはお話を通してそれを学んでいます。

例えば、
「金の斧」には、「正直者が幸せになる」という教訓があります。
「舌切り雀」には「人や動物にやさしくせよ。強欲になるな。」という教訓があります。

それをおはなしを通して学べるのは貴重なことだと思います。
親もまた、はっとさせられることもあります。

⑧クイズをしたらいいです
例えば、

「山姥に食べられた物はなーんだ?」
「一寸法師のどうやって鬼を退治したでしょう?」
等と尋ねます。

こどもが一所懸命色んな言葉をアウトプットしますので、よいトレーニングになっています。

⑨一度絵本で読むことが大事
3歳の子がはじめて聞くお話も多く、一度絵本や動画でお話の絵を見せてから聴いたほうがいいと思います。
はじめてのお話を、聴くだけでは理解出来ず、集中できないと思います。

また繰り返し聞くことが大事です。
保育園等の送り迎えに毎日聴いているとストーリーや会話を覚えていきますよ。

⑩5歳になって
娘に3歳から聞かせ続けていますが、明らかに集中力が他の子より高いと感じることが多いです。
先日、図書館で読み聞かせがあったのですが、他の同じ学年の子があっちを見たりこっちをみたり、ごそごそしたりしていましたが、じっと本を最後まで見ていました。

絵を描くのも、30分は集中して一人でじっと座ってやっています。

まとめ

・たくさんのむかしばなしが収録されていてお得です。
・寝る前にこどもと聴きながら色々ことばを覚えたり、想像力を鍛えましょう。
・聴く前に同じ物語を絵本で読んでおくと、聴いたときに、より理解しやすく集中しやすいと思います。
・同じ話を繰り返し聴くことが大切です。


お話、聴かせて!聴く絵本 むかしばなしベスト100
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