ロボット掃除機は家に傷がつかないか。ルンバ960で検証【レビュー】

「ルンバは家具やフローリングを傷つけない?」
「沢山ロボット掃除機あるけど、ルンバの何がいいの?電気代は?」
「ロボット掃除機に優しいマイホームって何?」

共働き世帯の我が家は、マイホームを購入後、掃除する面積が増え、掃除の負担が増えました。
そこで、ロボット掃除機の導入を決断し、ルンバ960を購入。
1年使用した今は満足。でも、家が無傷というわけにはいきませんでした。
どこが傷つきやすいかやロボット掃除機に配慮したマイホーム設計についてご紹介します。

 

[su_box title=”Contents” box_color=”#2282ed” radius=”2″] (1)特徴
(2)使ってみての感想
(3)まとめ
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(1)ルンバ960の特徴

①稼働時間最大75分稼働面積最大112畳(185㎡)

②家中の床をくまなく清掃
ルンバ本体に搭載されたカメラと多彩なセンサーにより、フロア全体をナビゲーション。
ルンバ自身が今どこにいるのか、部屋のどこがまだ清掃されていないのかを高精度に判断し、リビングやキッチン、寝室をはじめ、入り組んだ廊下や家具の下まで、すべての部屋をすみずみまで清掃します。

③外出先から操作可能
iRobot HOMEアプリを使って 外出先から掃除をすることが出来ます。
清掃開始時間のタイマー予約や清掃モードの設定が可能です。

タイマー予約も可能

④自動充電 & 自動再開
清掃中にバッテリー残量が少なくなるとホームベースに戻って充電します。
充電が完了すると、ルンバは自動的に清掃を中断した場所へ戻り、清掃を再開し、完了させます。

自動で帰って充電し、掃除を再開する

⑤徹底的にキレイに
2つのAeroForce デュアルアクションブラシが、回転しながらゴミを菱形状に外側から中央に効率よくかき寄せ、浮き上がらせて吸い取ります。

(2)使ってみての感想

●複数の部屋を効率的に掃除する
平行に動きながらやってない場所、部屋を順番に掃除していおり、無駄がありません。
ランダムに四方八方に動いているのではないので、同じ所を何度も掃除しているということはないです。

ロボット掃除機には、ランダムに走り壁にあたると角度を変え、同じ場所を色んな方向から通過して掃除するものが多くあります。
こういったロボット掃除機は、掃除が非効率で、家具類へのダメージが予想されます。
ルンバ960のように部屋の形状と自分自身の位置関係をセンサーやカメラで把握できるロボット掃除機は高額傾向ですが、長い目で見るならこのタイプをオススメします。

我が家の1階には1LDK(6.5畳の部屋と26畳のLDKです)、廊下、洗面所が有り、ルンバは1階に設置しています。
毎回1時間ほどで、どこの部屋も掃除をしてくれ、毎回の掃除面積は40㎡くらいです。
掃除した面積、時間、場所等はアプリで分かります。

掃除の報告もしてくれる
どこを掃除したかもマッピングしてある


連続稼働時間は75分までですが、一般家庭の一階であれば、十分だと思います。

電池残量が無くなることはほぼ無いです。

ゴミは手でやっていた時より取れており、週2回もかければ十分綺麗だと思います。
隅の掃除は苦手なようで、そこは別途掃除する必要があります。

●傷は角につきやすい
杉の無垢材のフローリング、パインの無垢材のフローリング、突き板のフローリング、いずれもは目立った傷は現時点でありません。
一方で、巾木の角等は何度も当たるので、潰れてきていました。
効率よく掃除するルンバ960でさえ、こういった傷は避けられないので、先述したように、ランダムに走り壁にあたると角度を変えるタイプの掃除機は避けるべきと思います。

巾木が出会う角は潰れやすい


杉の無垢材のカウンターの角も何度もあたるので、高さ2㎝くらいの部分の表面が少し剥げてしまいました。
ルンバ用のクッション材等もあるので、効果は分かりませんが気になればそういったものをルンバに貼り付けて対策するのもいいかもしれません。
我が家はいずれ、筆で塗装しますので、今のところあまり気にしておりません。


Imprintスマートマッピングという最新のマッピングシステムを搭載した「ルンバi7」と「ルンバi7+」は進入禁止エリアをスマホで設定できます。
作成できる進入禁止エリアの数に制限はなく、また、複数の部屋にまたがることができます。
この進入禁止エリアを潰れやすい角に設定しておけば、傷が少なくなるかもしれません。
少しお高いですが、私は次回はこれを購入したいと思っています。
家具や建具への損傷を気にされる方はこちらをオススメします。

進入禁止エリアを最新機種は設定できる

出典:アイロボットストア


注意が必要なのは、ワイヤー、缶の蓋等、傷つきやすいものがタイヤ部分に絡まったり、押しつぶされたまま引きずられたりして、床が傷つくことです。
絡まったりした場合は停止することが多いので、可能性としては小さいと思いますが、普段からそういったモノは放置しないようにする必要があります。

本機種は大丈夫ですが、底面の吸込み口にワイヤーが付いているタイプがあり、そのワイヤーが切れて、そのまま掃除してしまい、傷がついたというレビューをネット上で見ました。
時々、ブラシやタイヤに何か絡まっていないか、本体が壊れていないか等、確認する必要があります。

●段差は2㎝までならOK
2㎝程度なら超えていきます。
子供部屋用のジョイントマットは楽々超えて掃除して貰えますので助かっています。

ジョイントマットは楽々越えます

玄関は15㎝の段差がありますが、落ちずにきちんと引き返しています。

入って欲しくないエリアは赤外線の見えない壁を作り出し、清掃エリアを制限するバーチャルウォールでブロックできますので、それを使えば問題ないです。
バーチャルウォールは購入時に1つ付いており、買い足すことも出来ます。

バーチャルウォール



●紐やコードは注意
紐がブラシに絡まり、止まってしまったことがあります。
また、こどものスタイ(よだれかけ)やコードがタイヤに絡まって止まるということがありましたので、片付けをしておく必要はあります。
エラーがあったときは、スマホに「ルンバが助けを求めています」と切実に通知してくれます(笑)

コード類は絡むので片付けておきましょう


●元の場所へ必ず戻ってきます

エラー(モノが絡まって動けない等)が無ければ、充電するホームベースに確実に帰ってきています。
エラーの発生率は1パーセントくらいです。

必ずホームベースに帰ってくる


●スマホでの遠隔操作は絶対オススメ

外出中にスマホから遠隔操作出来、とても便利です。
仕事や、買い物が終わったら、掃除も終わっています。

外出先から掃除が出来る


こどもが邪魔することもありません。

ルンバの音で会話やテレビの音が聞こえないということもありません。
せわしさも無くなります。

ルンバに限らず、ロボット掃除機はスマホから操作出来るものをお勧めします。

●子供が遊ぶ
在宅時にルンバを動かすと0歳のこども乗っかかり、エラー連発でした。
動くおもちゃみたいなもんですから、しょうがありません。

0歳のこどもは乗っかかります

こどもが嫌いな鬼のお面をルンバにテープで貼っておくと乗らなくなりましたが、慣れると効果がなくなりました(笑)。

こどもが怪我する可能性は小さいとは思いますが、それからはルンバで掃除するときは背負っています。

やはり、お子様がいらっしゃるご家庭は、外出中にルンバで掃除をするのをオススメします。

●ゴミ捨ては簡単
ダスト容器は本体後ろに付いており、簡単に外せてサッと捨てることが出来ます。
この機種は水洗いできませんが、特に不便は感じていません。

水洗い必須の方は、ルンバのiシリーズ、eシリーズをオススメします。

●電気代は1日1.6円
ワットモニターで49時間ほど電気代を計測しました。
1日平均1.66円です。1ヶ月だと50円程度です。
電気代は安いと感じます。


●床のものを片付ける必要がある

当たり前のことですが、椅子やこどものおもちゃは片付けておく必要があります。
椅子と椅子の間が狭いとルンバも入り込めませんし、オモチャは押してしまいます。
わが家では、椅子は机の上にあげたり、オモチャはルンバが入れない3センチくらい高さがあるマットの上に置いています。

 

●お掃除ロボットを想定した新築・リフォーム
私は、マイホームを検討していた頃、お掃除ロボットを持っていませんでしたが、将来持つことを想定して、次の3つをポイントに工務店に設計をしてもらいました。

1つは、ルンバのお家を確保することです。
これは、日常生活でルンバを見えないようにしたかったからです。

実際お部屋に置いてみると、部屋が狭くなったり、足に当たったり、こどもが触ったりと支障が多いです。
踏んで壊してしまう可能性もあります。

我が家は、廊下の収納に入れることにしておりました。
外出中は、収納の扉を開けて出て行き、外からスマホで掃除を開始しています。

クローゼットの下をルンバのお家にしています
じっと出番を待っています

ネットで調べると、階段の一番下のステップ下にお掃除ロボットの家を設計された素晴らしいアイデアをお持ちの方もいらっしゃり、皆さんも調べてみるとよいですよ。

2つ目はルンバのお家にコンセントを配置しておくことです。
コンセントがないと充電出来ませんからね。
我が家は収納の下の方にコンセントを配置しました。

クローゼットの中にコンセントを配置

3つ目はルンバが掃除しやすいよう段差の少ない家にすることです。
我が家は吊り戸または引き戸にしており、レールが無くフラットになっています。
最近の家は、吊り戸にしなくても、段差やレールの高さが低く大丈夫だとは思いますが重要なポイントです。

ルンバが通りやすいよう段差が小さい家を設計しましょう

●テレビの音は聞こえない
ルンバで掃除をしている最中はテレビの音はあまり聞こえません。
基本的にはルンバで掃除しているときはTVは見られないと思っていいと思います。

●トイレはルンバで掃除しない
トイレは汚いところであり、そこに入ってまたいろんなところに行ってもらうのが嫌なので、ルンバでは掃除していません。
拭き掃除をしています。

●重いので持ち運びはしません
3.9kgもあり、2階へ持って上がる等の持ち運びはしていません。
2階はまだ普通の掃除機でやっています。

持ち運ぶのは現実的ではない


もう1台ロボット掃除機を買ってもいいかなと思っています。

●掃除時間は30分カット
1回で30分くらいかかっていた掃除時間は今ではなくなりました。
2階もロボットにすれば45分くらいは掃除時間をカットできます。
その時間をこどもとの時間や睡眠に費やすことが出来ます。 

(3)まとめ

●ルンバ960は、エリアを順番に掃除し、効率的に掃除をします。
●多くの一般家庭ならルンバ960であれば一回の充電で1階の全てをお掃除可能だと思います。
●角は傷がつきやすいので、気になるならルンバにスポンジ等を貼るか、進入禁止エリアが設定できるルンバi7、ルンバi7+の購入をお勧めします。(新築される場合は、長い目で見てこちらがいいと思います)
●共働き家庭には、外出先から掃除が出来る
Wi-Fi機能付きルンバを絶対にオススメします。
●マイホームを建てる場合は、ルンバのお家をどこにするか決めておき、コンセントを忘れずに配置しましょう。

 

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